暴れん坊将軍=米将軍

LINEで送る
Facebook にシェア

8代将軍 徳川吉宗。

時代劇でシリーズ化されたテレビ番組で

誰もが知っている人物。

吉宗が実行した享保の改革とはどんな

ものだったのでしょう?

 

お米は、現在のお金ような存在でした。

【武士がサラリーマン】

今まで「半農半武」だった武士は都市で

生活するようになります。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 4381d307eda0f24b5dc7ad41b6dd738a-1.png です

いわゆる現代のサラリーマンや公務員

みたいな立場だったようです。

農村は小規模な家族労働の稲作農業

生産が発展、すると、コメが余り

米価は下落し続けます。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は tateyama4.jpg です

【コメから貨幣経済へ】

享保時代を30年さかのぼる元禄時代は、

貨幣流通量の増加で空前の好景気に沸き

京都・大坂で生産された「ブランド品

」が消費地江戸に流通するモノの流れを

作り貨幣経済が浸透します。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は chouninbrand-387x331.png です

【農民、武士層が困窮】

反面コメを売って農具や肥料を購入する

農家やコメを給与としている藩や武士の

経済は困窮しました。さらに天災続きの

追い打ちでバブル崩壊、財政難のなかで

享保時代が始まるのです。

8代将軍になった吉宗は、のちに

「米将軍」と呼ばれたほどコメの値動き

や流通、特徴を調べ対策を練ったようです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は f264c2b70177bdd0401da20cef192ac5.png ですこの画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は pixta_inahokomemasu_M-1024x682.jpg です

【米将軍の手腕】

増産で米価が低下するのを防ぐため

市場に介入して流通量を削減することで

米価を引き上げる政策を打ち出します。

具体的には

・大坂に設置されていた「堂島米市場」を公認

・諸大名にコメを買わせる「買米令」

・飢饉に備えてコメを備蓄する「囲米」

・江戸や大坂にコメの流入を防ぐ「廻米制限令」

・「酒造制限令」を解禁など

複数政策でコメの消費量を増やそうとしました。

現代のコメ政策も非常に似ているところが多く

コメのコントロールが至難の業だったのが

うかがえます。

「米将軍」徳川吉宗はコメだけでなく他にも

様々な改革を実行した名将軍。

今後も米ネタ、三重ネタ、桑名ネタ

を紹介できたらと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


上の計算式の答えを入力してください

one × three =