食物繊維を摂る量が減っている
1951年頃、食物繊維の摂取量は1日約24gだったそうです。
その後、減少傾向となり
2002年には平均摂取量は14gとなり50年間で約10g減少。
理由の一つとして、食生活の変化が挙げられます。
昔の穀類中心の食事から肉、乳製品などの比率が高くなり、
主食も玄米や雑穀からきれいに精米されたお米を食べる
ようになりました。
食物繊維の摂取量は、18~49歳で少なく
約12~13gしか摂れておらず、
摂取量が多い50歳以上でも15~16gと
目標の19gには達していないそうです。
食物繊維の供給源として期待できるのが
日常の食生活において
穀類、芋類、豆類、野菜、果実、海藻類です。
主食である穀物を食事からきちんととり、
白米であれば、押し麦、もち麦をいれたり
玄米や5ぶづきも良いとのことです。
ちなみにパン派の方は、ライ麦、全粒パンが
良いようです。
野菜部門では根菜、葉菜などを取り混ぜて
食べるとビタミン、ミネラルも豊富。
さらにカロリー燃焼効率も良くなって
体の中から健康な体作りを後押ししてくれます。