今回は「白く濁ったお米の粒」について
「この白い粒は、なに?」
と見て気になった方もいるかと思います。
「なぜ白くなるの?」
苗が生育し、穂がちょうど出始める7月~9月頃に
高温だったり日照が少なかったりすると出来上がりの
米粒が白く濁ります。(出穂時期は品種によって違います)
発生メカニズムは高温になるとデンプンを分解してしまう
酵素が悪さするとか、貯蔵タンパク質が質、量的変化する
説などがあるようです。
異常気象が多い最近ではきれいなお米が作られにくい環境
になってきたといえます。
「白く濁ったお米の味はどうなのか?」
専門家によると、
「乳白粒(全体が真っ白な粒)が多いと食味は低下する
傾向にあるが、背白粒(粒の一部が白い粒)はほとん
ど食味に影響しない」ということです。
粒全体が真っ白な粒がたくさん入っているお米は
食味に影響があります。
お米を買うときは、その点に気を付けてください。
きれいな粒が多いお米は食味が良いともいえます。
夏場の高温を避けた産地を選ぶ、のもポイントです。
そこで気候条件がお米にとって良い産地のご紹介
クワベ―では富山県立山町(立山アルプスの麓)で
作られたお米を販売しています。